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風呂の話〔ふろのはなし〕

風呂の話

風呂の話〔ふろのはなし〕


風呂の菩薩   風呂のはなし
 古代の人々は病気や災害、あるいは死や罪といった汚れのもとを
 海や川で清めました、今でも祭りに加わる人々が海辺や河岸で禊を
 したり神輿が濱降りの儀式に、その形が残っています、その後、
 風呂はより身近なものになり時代と共に、その形も変化を遂げています
  石風呂
 別名穴風呂、空風呂とも呼ばれ蒸気浴と熱気浴を合わせた風呂です。中でも今治桜井の石風呂
 は有名で窟内でシダの枯木を焚き燃え尽きた頃に海水を含んだ莚を敷いて、その中に入ります
  鉄砲風呂
木製の浴槽の内側鉄砲のような形の焚釜が縦に通っているのでこう呼ばれています、
上から木炭をいれて火をおこし湯が湧いたら鉄砲の口に瓦を乗せて火の勢いを調節します
  五右衛門風呂
鉄釜浴槽じか焚きの家庭用の風呂で入浴時には浮いている丸型のスノコ状の板を足で沈めて入ります
  辻風呂
 辻風呂その名の通り風呂桶を街角において、湯を沸かし商売としたもの、また人出の多い
ところに風呂桶を狙いで行ったものを荷い風呂といい、箱舟に風呂を設えたものを湯船といいます
  釜風呂
 蒸風呂のもうひとつの元祖が京都八瀬の釜風呂です、常緑樹の葉を焚き燃え尽きる
 と灰を出し石床の上に莚を敷きます、これに塩水を打ち風呂の中に入る仕掛けです
 白鳳御時代に大海人皇子(後天武天皇)が壬申の乱〔672〕にて背に失傷を負い、この
 風呂に浴して傷を癒しました。八瀬〔矢背〕の名もここから生まれたといわれています
  風呂敷
 もともと風呂に入る人が脱いだ衣服を包んでおく布でした。次第に
 いろいろなものを包む生活の道具として発展して、いったのです

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