陰陽師 安倍晴明〔あべのせいめい〕
陰陽師 安倍晴明 の出来事
〔あべのせいめい〕
陰陽師とは気候や自然現象などを陰と陽、木、火、土、金、水の五つの要素からなり
古代中国の陰陽五行説を操る人々を陰陽師といい、天文や気象を観測して未来を占った。
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渡辺綱は一条戻橋の上で美女に声をかけられ、女は送ってくれというが、 途中で鬼女に姿をかえ綱の 髻をとって空をとぶが、綱は腕を切り落とすと鬼は 愛宕山に去る綱は晴明公を呼んで相談した、物忌みをすすめられた綱は鬼の 腕に封印する、その後、鬼は綱の母の姿で腕をとり戻しにくるが、綱は仁王経に よって救われる。 |
| 三井寺の智興が病で死にかけた、そこで晴明公が、誰か身代わりになる ものはないかとたずねると弟子の証空が自分の命を差し出すという。晴明公は 泰山府君の法を修した。すると、智興に生気が戻り、証空が苦しみだしたが、 日ごろ信心していた不動明王に助けられて二人とも命を取り留めた。 |
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晴明公の、屋敷に老僧が、十歳ぐらいの童二人を連れてやって来た、 晴明公の陰陽道について習いたいという。この男、童と見せかけて式神を 使っていた。 晴明公は呪いを用いて式神を隠すと、どうして人の供を隠すの かと問うと、私を試そうとしたからだと晴明公に諭されるしばらくして童二人 現れ式神など隠せるとは、と老僧は弟子入りを乞うた。 |
| 花山帝が頭痛で苦しんでおられた。いかなる治療をほどこしても治らない、 そこで晴明公の登場である、帝の前世は尊い行者であるが、前世の髑髏が 大峰で、岩と岩との間にはさまっているために頭痛がするという髑髏を取り出し たら治るというので、その通りにしたところ頭通が治られたという。 |
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晴明公が広沢の僧正の御坊に参って話している間に他の貴族が式神をお使いに なるなら人を殺せますかという、生かす方法を知らぬでたやすく殺せぬと、晴明公が いうと蛙を殺してみよという、草の葉を投げると蛙はまったいらにひしやげた。 |
| 花山院は冷泉院の弟一皇子として天皇の位につかれ、小野の宮の娘を女御と された。入内なさって弘徽と申しあげた、しかしほどなく女御がなくなり、帝は悲し まれた。花山院は在位わずか二年で出家された。出家された夜、晴明公の屋敷の 前を通られると晴明公は帝座の星に兆しを見、帝が護位なさると声をあげたという。 |
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藤原道長が法成寺を建立したのち、御堂へ参る時いつも白い犬を 連れていた。ある日いつものように門に入ろうとしている時、この犬が、 たちふさがるように吠える、御所車から降りて入ろうとすると御衣の裾を くわえて引き留める、晴明公が呼ばれ占うと道に呪いのものが埋めて あるという、掘ってみると素焼の土器を二つに合わせ十文字にかけられ てある、調べると道満の仕事だった。 |
| 藤原道長が物忌みの時、観修僧正、晴明公、医者の丹波忠明武士の源義家の 四人がお仕えしていた、奈良から早瓜が献上されたが、晴明公が占なったところ、 その中の一個に毒があるという。観修が祈祷をすると、瓜はゆらゆら動いた、忠明は 毒を抜くようにいわれたもので二ヶ所に針を刺し、義家が刀で割ると小蛇がとぐろを 巻き針は蛇の目に命中していた。 |
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晴明公の好敵手として知られているのが蘆屋道満である、晴明公と道満は 何れの法力が優れているかを競い会った、夏蜜柑十六個を長持の中に 入れて蓋をして中を言いあてるというものである、道満が夏蜜柑であるというと、 晴明公は鼠が十六匹という。皆が晴明公負れたりと思い中をあけると術の力で 中は鼠にかえられていた。 |
| 安倍晴明公は実在の人物であるが、化生の者であるという伝説がある。晴明公 の母親は和泉国信太の森の孤である、母は晴明公が幼い頃、孤の姿を見られ たために和歌を遺して行方をくらましてしまう、後、晴明公は信太の森を訪れて 母と再会する。 |
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旧, 一条戻り橋 この欄千親柱は大正十一年から平成七年まで実際に使用されて いたものです。御祭神安倍晴明公ともゆかり深い橋ゆえ境内に復元しました。 |
| 式神 安倍晴明公は式神を自在に操ったが日常は一条戻橋の下に封じたという。 |
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戻橋
延喜十八年〔918〕文章博士、三善清行がなくなったとき、父の死を聞いた子の浄蔵が
紀州熊野から京都にはせ帰ってみると、その葬列は丁度この橋の上を通っていた、浄蔵は
柩にすがって泣き悲しみ、神仏に熱誠をこめて祈願したところ、不思議にも、父、清行は
一時蘇生して父子が言葉を交わしたという伝説がある。この伝説は戻橋が死者のよみが
える場と考えられていた、ことを物語るものである。
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